Q.社会保険のメリットを教えてください。

A.支払いが個人にとっても会社にとっても、負担が大きいというのが社会保険の印象です。さらに社会保険は支払うだけでメリットは老後の年金くらいしかないと思っていませんか?ここでは知っているとトクをする、社会保険の一部をご紹介しましょう。

【健康保険】
 出産時に出産育児一時金として、基本1児につき42万円が支給、産前産後に会社を休んだ時には、出産手当金として給料の2/3が支給される制度があります。
 また、病気やケガをして仕事を休んで、勤務先から給料がもらえなかったり、減額されたりした場合は給料の2/3が事業主に変わって保険から支給される制度(傷病手当金)もあります。

【厚生年金】
 配偶者(年収130万円未満)は保険料の負担なしで申請のみで国民年金に加入していることとなり(第3号被保険者)大きくおトク。また、障害年金の傷病の適用範囲も国民年金より格段に大きく、年金も手厚くなります。遺族年金も国民年金に比べ手厚くなり、子供のいない配偶者や家族等にも適用されることとなります。遺族相続では法的に除外されるいわゆる‘‘内縁の妻‘‘にも遺族厚生年金は支払われるのも特徴です。

【労災保険】
 業務による傷病と認定された場合に基本無料で診療ができます。最近では疾病だけではなくうつや自殺にも適用される事例が増えています。さらに交通事故など通勤途中の災害にも適用があります。また労災の場合、休んだ日の8割の賃金が補償され、さらに障害の程度により年金・一時金が支給されることがあります。

【雇用保険】
 いわゆる失業保険として広く認知されているものです。また労働者らが、指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、経費の一部を国が支給する教育訓練給付制度というものがあります。さらに会社側には社会的就職困難者を雇い入れる場合に各種助成金を受け取ることができる場合があります。
新たに従業員が必要なときには一度、助成金の活用を考えてみるのも一手です。


どれも生活を保障するいい制度なのですが、大切なのは‘‘申請しないと貰えない‘‘ということです。
ですから自分がその制度に該当するかの知識も必要ですし、面倒な申請も行わなければなりません。
ちょっと該当するかも?という場合はお気軽にご相談ください。

2025年12月25日